こんにちは、むっきーです。

 

学生の頃、勉強法について

たくさん悩みました。

 

札幌市でFランクくらいの高校。

毎年400人中10人くらいが

国立大学に受かるレベル。

 

その高校で、1年生の学期末テスト、

10点台や20点台をたたき出していました。

 

追試ですら20点台を取りました。

 

授業中遊びすぎて、

しばしば廊下に立たされました。

 

そんな私ですが、

3年生には、平均評定4.7になりました。

 

運動オンチ・芸術系はヘタクソで、

学科テストは学年1位を取っても

成績は4を付けられたりしてたので、

 

純粋な主要教科では、ほとんど5でした。

 

その秘訣を書いていこうと思います。

 

学生さんや親御さんの

参考になればと思います。

 

一言でいうと、

 

「モチベーション上げれば楽しく勉強できる」

 

という話です。

 

 

 

塾?

通信教育?

今でしょ?

 

 

 

 

ものすごくお金がかかったり、

苦痛だったりします。

 

 

そういうのでも成績はあがるけど、

私はそんなの無しで、

めちゃめちゃ成績上げました。

 

 

私は勉強は苦痛じゃなかった。

 

楽しく勉強できるから、

成績上がったんです。

 

 

一番いい指導者は、

「楽しさ」を教えられることだと思うんだけどな。

 

 

 

 

勉強って何のためにするの?

 

子どもに聞かれたら、

何と答えますか?

 

良い大学に・・・

常識が無いと・・・

 

そんなことを言われても、

当時の私は、全くピンと来ませんでした、笑

 

 

今の私が思う勉強する理由は、

 

「欲望・目標が出来る」

「そのために行動・勉強する」

「欲望・目標を達成できる」

 

ということの練習として捉えれば、

と思っています。

 

 

定期テストがある。覚えなきゃ!

テスト勉強する。

点数取る。

 

 

全てのことがこの流れです。

 

例えば、恋愛。

 

好きな子が出来る

付き合うために努力する

付き合える

 

恋愛だって同じ。

 

目標・欲望に向けて努力して達成する。

 

 

恋愛の場合の努力では、

自分の魅力を磨くことが必要です。

 

魅力と一言で言っても、

外見・言葉・収入・態度・思いやり、

色々ありますよね。

 

その中でも、

「相手のことを理解して、喜ぶことをしてあげて、嫌なことはしない」

というのは、最強の魅力だと思います。

 

私も、今の奥さんをオトしたい、

と思ってから、23歳当時、

色んな努力をしました。

 

  1. どんな男性と結婚したいのか?
  2. どんな人生を歩みたいのか?
  3. どんな食べ物が好きか?
  4. どんな楽しみがあるのか?
  5. 理想の家庭像は?
  6. 幸せだと感じるのはどんな時か?

 

これらを調べて、

それを提供できる男になれば、

確実にオトせますよね。

 

 

 

でも、いきなり

「どんな男と結婚したいの?」

などと聞いたら、怖がられます、笑。

 

なのに私は、最初のお食事ドライブで、

ほぼ全てを聞きだせました。

 

 

なぜか??

 

 

心理学・脳科学を学んだからです。

 

違和感無く聞き出すテクニックがあるのです。

 

 

しかし、

その心理学・脳科学を学ぶには、

本を読んだり音声を聞いて

学ばなければなりません。

 

そしてそれを記憶して、理解して、

実践して、経験して、身に付けて、

自分の魅力にしていかないとなりません。

 

 

なのに、

 

もしも、

学校で国語を習わなくて、

文章を読めなかったら??

 

もしも、テスト勉強して、

テストを受けて自分の実力を試す、

という経験をしていなかったら?

 

そしてテストで挫折をして、

悔しくて、

また勉強して乗り越える、

ということを経験していなかったら?

 

もしも、学校で

他人とコミュニケーションをとる、

ということを経験していなかったら?

 

 

 

学校でこれらのことを

経験・勉強していなかったら、

 

そもそも「心理学・脳科学」というものの

存在すら知らなかったら、

 

努力のしようがありません、笑

 

好きな女性をオトすための、

土俵にすら上がれていません。

 

参加すらできません。

 

 

何だってそうです。

 

お金を稼ぐのも、恋愛を楽しむのも、

趣味が上手になるのも、

 

「欲望・目標が出来る」

「そのために行動・勉強する」

「欲望・目標を達成できる」

 

すべてこの型です。

 

人間は、

恐怖や欲望を感じたときが一番行動できるんです。

 

食欲や性欲が強いんです。

 

悔しいけど、

そんな生物としての人間を

受け入れた方が楽だと思います。

 

脳がそういう作りになっているのも、

脳科学の勉強で知りました。

 

 

結局、

方法論や技術論より、欲望を受け入れて目標を立ててモチベーションをあげることが最優先でしょ。

 

どんなにすごい方法を知っていても、

モチベが無いとそもそも行動に移らないでしょ。

 

 

という前提条件を踏まえて、

私が学生時代に、

どうやって成績を上げたかをお話します。

 

 

勉強法の秘訣① 物欲を満たせるような報酬がある。

 

ということで、私の成績が上がったのは、

まともな方法ではありませんでした。

 

高校2年生に上がったとき、

父からの一言。

 

「最初の期末テストで、クラス5番以内に入ったら、CDコンポを買ってやる」

 

これのおかげで、

授業を真面目に受けるようになり、

38人クラスで3番になりました。

 

学年全体(250人)でも11位でした。

 

 

私は、正しい効率的な勉強方法なんて

全然わからなかった。

 

だから基礎の基礎を大事にした。

 

 

勉強法の秘訣は、

「授業を真面目に受けるようになった」

これだけです、笑

 

しっかり先生の話を聞きました。

解らないところは先生に尋ねました。

 

もう理解しちゃってヒマなときには、

授業中に予習・復習もしていました。

 

周りの人は、携帯をいじったり、

寝たり、ボーっとしたり、

手紙を回したりしていましたが。

 

 

きっと、

「授業を真面目に受ける方法」

「点数の上がる授業の受け方」

「効率の良い勉強方法」

 

そんなものを当時の私に伝えても、

効果はありませんでしたね。

 

ただ、父の言葉によって

モチベーションが上がって、自分から「よし、やろう」と思っただけ

なんです。

 

 

 

で、5万円くらいするCDコンポを

買ってもらいました。

 

CDが一気に5枚、MDも3枚聞ける、

ラジオも聞けて、カセットテープも録音・再生可能。

 

 

平成10年頃は、

最先端の機器だったんですよ、笑

 

そういえば、コンポを買いに

電気屋さんに行ったとき、

 

すれ違った同世代の親子の

「お前、よくクラスで6番に入ったな、

何でも買ってやるからな」

 

という会話が耳に入り、

私の父が、小声で、

 

「6番だってよ。

お前は3番なのに!!!」

 

と非常に得意げな顔をしていたのが

忘れられません、笑

 

もしレベルの違う高校だったら、

恥ずかしいおバカ親子ですよ、笑。

 

まぁ父の言動の是非はともかく、

「こういう親孝行もあるものだな」、

と思います。

 

 

 

子どもに対して報酬をあげることの

賛否両論はありますよね。

 

でも私の場合は良かったでしょ?

 

塾にも行かず、自らの力で勉強し、

成績が上がったんですから。

 

 

・・・と胸を張って言えるのは、

 

違う報酬が得られるようになったので、

その後は父に報酬を求めなかったからです。

 

もし一歩間違えば、

 

毎回報酬を要求し、

報酬が無いと行動しなくなる子どもに

なっていたかもしれません。

 

 

難しいですね。

 

子どもへの報酬のあげ方、に関しても

かなり勉強したので、

機会があれば別の記事で書きます。

 

 

勉強法の秘訣② 性欲を満たせるような報酬がある。

 

さて、親に金品を要求するような

子どもにならなかった理由でもある、

 

コンポの次に

私が得ることのできた報酬はというと、

 

「女子生徒との会話」

です。

 

 

私はコミュニケーションが下手でした。

 

高校1年生の時は、

最初の3日間、

誰とも口をきけませんでした。

 

初対面の人とコミュニケーションを取ることが

出来なかったんです。

 

そんな自分が恥ずかしくて

寝たふりをして、

誰かが話しかけてくれるのを

待っていました。

 

そんな私なので、

完璧に気を許した

同性の友達もそれほどできず、

 

もちろん異性にもモテずに

困っていたのですが、

 

「むっきー、ここ教えて?」

とみんなに言われるようになりました。

 

 

何たって、クラス3位だからねっ!!

 

 

まぁ、今思えば、パシリ的な感じも

あったかもしれませんが、

とにかくみんなに構われるのが

とてもとてもうれしかったです。

 

必要とされるのが、

とてもとてもうれしかったです。

 

 

普段自分が構ってもらえないような

ギャルグループのかわいい女の子からも

頼られました。

 

うれしくて楽しかったから、

優しく教えてあげました。

 

 

「そんなに優しくされたら、

好きになりそう」

 

なんて冗談で言われて、

すごい興奮したことも、笑

 

※あまりにも恥ずかしすぎて

とりあえず聞き流したら、

 

「ねぇ、ちょっと!聞こえた?」

 

とかわいい女の子。

 

「あ、うん・・・。」とあいそ笑いする私。

 

「・・・」 無表情の女の子。

 

もしかしたら、もしかしていたのかもしれませんね。

 

今のポジティブな私だったら、

まず冗談とは思わなかったので、

 

「○○になら、いつでも教えてやるからな!

 

・・・てかお前と話せてうれしいし・・・

 

いやなんでもない!聞き流して!」

 

なんて台本がパッと頭に

浮かんでいたかも、笑

 

 

妄想はともかく、というわけで、

父からもう何も買ってもらえなくても、

勉強しまくりました。

 

 

だって、女の子に教えてあげられる

自分でいないと、この幸せが

消えてしまうから。

 

 

といっても、相変わらず

ただ授業を真面目に受けただけ。

 

 

真面目に授業を受けたから、

テスト前にちょっと見返すだけで、

点数取れました。

 

テスト前日にしか

勉強しませんでした。

 

それでもずっと学年トップクラス。

 

「むっきー成績いいね。

どれくらい勉強したの?」

 

「え、前日だけ」

 

「ウソつけってー」

 

という嫌われかねない

会話もしていました、笑

 

でもホントに、

授業を真面目に受けていれば、

大して勉強しなくても取れるんだもん。

 

空き時間の予習・復習も忘れずに。

 

学校の勉強だけじゃ、良い大学には行けない?

 

そんな、欲望にまみれた私ですが、

卒業後は、

 

札幌の私立大学でトップクラスの、

北海学園大学に受かります。

 

全国の有名大学とは

比べられないとは思いますが、

 

1年生の時に赤点を

取りまくっていた私からすれば、

奇跡です。

 

 

その大学受験に関しても

ほとんど勉強しませんでした。

 

国語と英語は、身に付いた基礎力で

過去問が解けたのでスルー。

 

日本史だけは勉強しましたが、

それでも2ヶ月ほどのみ。

 

 

だから、受験直前まで、

テレビゲームやマージャンに

明け暮れていました。

 

 

「だったら国立大学目指せよ」

と昔の自分に言ってやりたいです。

 

ただ、

 

ネクラ・コミュニケーション下手・

おしゃれなどの努力しない・

ネガティブだった私は、

 

勉強が出来ても彼女は出来ず、

とうにモチベーションは

下がっていました。

 

物欲・性欲に由来する

モチベーションは、

すぐに消えてしまったのでした。

 

 

勉強のスキルは社会人になってから少しは活かせた

 

とまぁ、一時的な

学力アップだったのですが、

 

「自分はやればできる人」

 

という自信は付きました。

 

 

成功体験を経験させる

 

これは、子どもには絶対に必要なものです。

 

 

社会人(介護士)になった後、

 

介護士が取得を目指しては

挫折していく「ケアマネージャー」の

試験に、2回目で受かりました。

 

合格率15.3%の試験。

 

・・・1回で受かっていれば

ここでもっと自慢できたのですが・・・

 

でも1回目も、あと1点で

落ちただけですから、

やっぱり自分を褒めてあげます。

 

 

高校1年生の、勉強系が苦手だった

自分からは想像もできない進化です。

 

 

・・・ちなみに、

そのケアマネージャーの試験も、

性欲がモチベーションでした。

 

職場の女の子達にチヤホヤされたい

 

という欲求が力の源だったのは

隠すまでもありません、笑

 

 

その後、資格取得を目指す

かわいい女の子達に

個人教授してあげることになり・・・

 

頼られたり構われたりすることで、

またしても性欲が満たされたのでした。

 

 

昔からモテなかったから、

簡単なことで性欲が満たされますね。

 

 

結論として、

 

どんなに素質が無くても、自分なりのモチベーションを上げれば能力は上がる

 

 

ので、

 

素質とか苦手とか言ってないで、

正しい努力(モチベを上げること)をして、

 

目標や欲望に近づければいいですね。

 

 

モチベが上がらないと行動しませんよ、普通の人間は。

 

私はそんなにすごい人間ではないですから。